【東京支店・デジタルラリー】大河ドラマの開催に合わせて、県内のゆかりの地をめぐるデジタルラリーを実施

令和4年度 大河ドラマを活用した周遊観光促進事業

神奈川県国際文化観光局観光課様

　第61回目となった、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、地方の小規模な豪族ファミリーの一員に過ぎなかった北条義時が、源頼朝を支えながら、最後には権勢の頂点に上り詰めていくというストーリー。これまであまりスポットライトの当たらなかった北条義時という人物を俳優の小栗旬さんが見事に演じきり、傑作が多いNHKの大河ドラマの中でも、屈指の出来栄えであると、大きな評判になったことは記憶に新しいところです。
　今回は、その中心舞台となった鎌倉をはじめ、神奈川県内に点在する、ドラマに関連するゆかりの地をめぐる、デジタルを活用したスタンプラリーの事例をご紹介します。

　ラリーは、8月から12月までの3期（3幕）に分けて、それぞれのテーマに沿ったスタンプポイントを設定。県内全134か所に設定されたスタンプポイントをめぐり、取得したスタンプ数に応じて景品をプレゼントするというものです。
　スマートフォンで特設サイトにアクセスし、参加登録をしたうえで、設定されたスタンプポイントに近づくと、自動でスタンプが取得できる、GPSを使ったシステムを採用。開始からわずか数日で、第1幕に設定されたポイント50か所のスタンプポイントをクリアする強者が現れるなど、期間中、多くの方にご参加いただきました。

　プレゼントする景品も、神奈川県の人気宿泊施設のペア宿泊ご招待券、「吾妻鏡」を参考にして鎌倉時代の食事を再現したメニューを楽しむ食事会の参加権、オリジナル御朱印帳など、工夫を凝らしたラインナップをご用意した他、県内の協賛企業様から施設利用券や宿泊券などもご提供いただき、企画をバックアップしていただきました。
　また、告知策として、人気の高い歴史系ユーチューバー「ミスター武士道」さんとのコラボによる、ＹｏｕＴｕｂｅ動画を配信し、知られざるゆかりの地のストーリーを掘り下げていただいたほか、「ミスター武士道」さんには、食事会のゲストとしても参加していただき、お食事と歴史談義を楽しんでいただきました。

　ドラマ「鎌倉殿の13人」は、好評のうちに幕を閉じ、デジタルラリーの実施期間は終了していますが、特設サイトは、継続公開されるので、ドラマを思い出しながら、ゆかりの地をめぐってみてはいかがでしょうか。
ミスター武士道さんが出演するＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「戦国BANASHI」も、ぜひ一度ご覧になってみてください。

特設サイト「いざ神奈川　デジタルラリー」

ＹｏｕＴｕｂｅ「戦国BANASHI」
「いざ神奈川」スペシャル企画