
2025.06.12
【東北支店】観光案内所のリノベーション事例
「あがっせ」改装
芦ノ牧温泉景観創造協議会様
福島県会津若松市の南部に位置する芦ノ牧温泉は、阿賀川(大川)沿いに広がる静かな温泉街で、美しい渓谷の景色や川のせせらぎを楽しむことができる人気の温泉地です。会津若松市内から車で30分程度の位置にあり、アクセスも比較的良好。周辺には、江戸時代に会津西街道(下野街道とも呼ばれる)沿いの宿場町として栄え、その当時の街並みがほぼ完全な形で保存されている人気スポット「大内宿」もあり、南会津の観光の拠点でもあります。
今回は、芦ノ牧温泉の情報発信拠点である、観光案内所「癒し処あがっせ」のリニューアルをエイエイピーがお手伝いさせていただいた事例をご紹介します。
駄菓子やお土産品販売処から寛ぎの空間へ
エイエイピーは、2021年度から会津若松市の「温泉地域景観創造ビジョン」の策定のお手伝いをしており、2022年度はそのアクションプランを作成。今回の観光案内所改装事業は、そのアクションプランの先頭を切った、修景および商品整備の一つとして位置付けられており、これまでの駄菓子やお土産品の販売中心から、本格的なカフェやユニークなショップを併設した寛ぎの空間に生まれ変わりました。
使われなくなった旅館の食器を再生販売
リニューアルした「癒し処あがっせ」では、周辺の旅館で使われなくなってしまった食器類を再生販売するコーナーが設けられています。従来は、そのまま廃棄されてしまうことが多かった、食器類を提供していただき格安で販売。もともと業務用なので頑丈で、デザイン性の高い食器が破格の値段で購入できるとあって人気です。そこでの収益は、景観の改善などに充てられ、リソースが循環する仕組みが取られています。
芦ノ牧温泉観光協会公式サイト
会津 芦ノ牧温泉
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