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2023.08.21

Monthly Feature

DX化のススメ。旅館・ホテル向け業務改善システム7選 

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コロナ禍が沈静化し、一時的に低迷していた需要が一気に回復に向いたこともあり、各方面で人材の供給が追い付かない状況が続いています。とりわけ、旅館・ホテル業での人手不足は深刻で、帝国データバンクが2023年4月に行った調査によると、正規・非正規共に70%以上が、人手不足を感じていると回答を寄せています。お客様の受け入れ体制整備が不充分な状態では、サービスの低下は免れず、ひいては顧客を失うという致命的なダメージを負いかねません。また、人手不足だからといって、過剰な労働を強いることも、現代社会の中では容認されることではなく、働くスタッフの労働環境の改善にも、しっかりと向き合っていく必要があります。

今回は、そのような状況の中で、生産性を高め、スタッフのモチベーション向上も期待できる、エイエイピー・プロフィックスがオススメする、旅館・ホテル向けの7つのDXツールをご紹介します。

Contents

配膳シーンのDX「配膳管理システム」

「配膳管理システム」は、フロント・厨房・お客様係をリアルタイムに連携するシステム。従来は、紙やホワイトボードを使うことが多かった現場運営を、デジタルデバイスに置き換えることで、言い間違い・聞き違い・配膳間違いを解消できるだけでなく、食事データを解析することで、食材ロスの改善にも期待ができるシステムです。

「配膳管理システム」についての、さらに詳しい説明はこちらをご覧ください。

こちらから兵庫県赤穂温泉「潮彩きらら赤穂温泉祥吉」様の「配膳システム」導入の取り組みをご紹介しています。

レストラン配席のDX「レストラン予約システム」

マグネットにお客様の名前を書いて、ホワイトボードに貼るスタイルで、レストラン配席をされていませんか?これでは準備に時間がかかるし、混雑してくると、お食事中なのか退席されているのかがわからなくなってしまうことがよくありますよね。「レストラン予約システム」を導入すれば、それらを一気に解消することが可能です。特に、回転の早いブッフェ会場の管理には最適のシステムです。PC・タブレット・スマホのいずれにも対応しており、各テーブルのステイタスをタイムリーに把握し迅速なアテンドが可能になります。

プロフィックスのサイトでも、「レストラン予約システム」をご紹介しています。併せてご覧ください。

ブッフェ会場のDX「モニタリングシステム」

ブッフェは、旅館・ホテルに滞在中のお客様にとって、とても楽しみにされている要素のひとつです。それだけに、食べようと思っていたメニューの器が空になっていたりすると、がっかり感も大きく、宿全体の印象も下がってしまうことにつながりかねません。「モニタリングシステム」は、有線カメラで料理の残量を確認。厨房の大型モニターで補充のタイミングを把握することができるので、ランナーの員数を減らすことができ、人的なコスト削減につながるだけでなく、作り過ぎによる食材ロス削減にも効果を発揮してくれます。

在庫管理のDX「Smart Mat Cloud」

食材、タオル、浴衣、トイレットペーパー、各種アメニティ、売店商品・・・などなど、旅館・ホテルは膨大な量の在庫を抱えています。保管場所も分散されているケースが多いので、在庫状況を目視で把握して、常に最適なボリュームを保っていくことは、相当の労力がかかっているはずです。「Smart Mat Cloud(スマート マット クラウド)」は、重量を検知して残量を自動で記録。自動発注までをシステム上で行うことができるので、在庫管理を無人化することが可能です。在庫品を、スマートマットの上に載せるだけで設置は完了。業務を飛躍的に効率化することが可能です。

「スマート マット クラウド」についてのご紹介記事も併せてご覧ください。

スタッフ間の報・連・相をDX「Sma Talk Biz」

「Sma Talk Biz(スマトークビズ)」は、次世代型のIP無線機。通常使用されているトランシーバーのような無線機とは異なり、通話だけでなく、会話をテキスト化して保存・確認をすることができるので、コミュニケーションの精度が飛躍的に向上します。また、キーボードで入力した文字を、音声読み上げ機能を使って確認することができるので、声を出すことができないようなシーンでも、メッセージを発信することが可能です。会話ログは1年間クラウドに保存されるので、事後の確認も間違いがありません。

ゲストとの情報受発信のDX「Inforia」

「Inforia(インフォリア)」は、タブレットを使用した、デジタル館内案内デバイスです。
各種のインフォメーションをタイムリーに発信できるだけでなく、貸出備品の申し込み、貸切風呂やマッサージなどの予約も、フロントを通さず、タブレットで完結させることが可能。お客様をお待たせすることもなく、フロント業務の効率化と、アップセルの促進にも貢献してくれる優れたシステムです。

「インフォリア」についてのご紹介記事も併せてご覧ください。

ゲストとの情報受発信のDX「ポケやど」

「ポケやど」は、お客様のスマートフォンを使用する、館内インフォメーションシステム。お客様はフロント等に掲示されたQRコードを読み込むだけで、情報を受け取ることができるので、客室に専用タブレットなどを設置する必要はありません。発信する情報は簡単な操作で更新が可能。さらに、5か国語に対応しているので、インバウンドゲストの対応にも心配はありません。

「ポケやど」を導入していただいた伊豆 稲取銀水荘様の事例をご紹介しています。併せてご覧ください。

今回は、旅館・ホテル様向けの7つのDXツールをご紹介しました。DX化は、単に時間を短縮したり人的なコストを低減させるのではなく、こういったツールを導入することによって、生み出される経営資源を、お客様に対する「おもてなし」に適正分配することが本来の目的です。
エイエイピーは、デジタルを活用し、新たな価値の創造に取り組んでいます。
経営の効率化をお考えの方は、お気軽にご相談ください。


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